INTERVIEW

吉瀬美智子

吉瀬美智子

リアルにその場の空気を感じて芝居したい。どんな新しい吉瀬が見られるか自分でも楽しみ。

 新ドラマ 「ハガネの女」 (テレビ朝日系)に初主演する吉瀬美智子の写真を見ていたら、ドッと背後から歓声が上がった。溜め息と共に、「きれい」「カッコいい」の言葉が大合唱となっていた。初めて「ブラッディ・マンデイ」の制作発表会見でナマの吉瀬を見た衝撃は忘れられない。その美しさに既視感があるとすれば、「よく間違えられる」と吉瀬自身も認める、宝塚の男役トップスターか。花園育ちの美しさとカッコよさ、そして強さに通じるものがある。男女を問わず多大な支持を集める吉瀬の誰もが待ち望んだドラマ主演、ついにその日がやって来た。「主演と聞いた時は不安とプレッシャーがありました。でも、役も私と同じ35歳で、原作を読んでいくと、ハガネのダメな部分が自分にも若干あって(笑)、なんか共感しちゃいました。ひたすら頑張ってる35歳の女性というのを自分がやったらどうなるんだろうと。やってみたいなと」
(・・・続きは6月号誌面へ)

★金曜ナイトドラマ「ハガネの女」
5月21日スタート毎週金曜 後11:15~(一部地域を除く)
テレビ朝日系

きちせ・みちこ
1975年2月17日生まれ、福岡県出身。A型。モデルで活動後、女優に転身。07年「ライアー・ゲーム」でのクールな演技が注目され、次々とドラマや映画、CMに出演。主な出演作は「のだめカンタービレ」「ライアーゲーム」「ブラッディ・マンデイ」など。映画『海の金魚』『のだめカンタービレ最終楽章』が現在公開中。また今秋には主演映画『死刑台のエレベーター』が公開予定。