服は着たきりで、髪はボサボサ、事件が起きれば他のことは目に入らない。
変わり者の女性刑事を檀れいが演じている「福家警部補の挨拶」。
そんな福家に振り回されつつ、抑え役となっているのが稲垣吾郎演じる石松警部だ。
福家が解き明かす各事件の謎、その奥にはまたさらなる謎が…!?
——今回、檀さんは初めての刑事役ですね。
檀 いつかは刑事役をやりたかったんですよ。 これまでなぜか耐える女性の役が多くて、男性社会の中でガンガン闘っている役を演じてみたかったので嬉しいです。
稲垣 刑事役ってロマンがありますよね。僕は何度かやっていますけど、今までは初々しい刑事の役が多くて。今回は警部なので、ちょっと偉くなった気がします。
毎週火 フジテレビ系 夜9.00~夜9.54
3/4(第8話)連続強盗事件が発生し、ついに5件目で死亡者が出てしまった。石松(稲垣)らが容疑者を絞り込む中、福家(檀)は最後の殺人だけは別人の犯行と疑っていた。真犯人は大学教授の柳田嘉文(古谷一行)。捜査の手をゆるめずにいた福家に、思いがけぬ問題が降りかかる。
原作:大倉崇裕 脚本:麻倉圭司 演出:岩田和行 出演:檀れい、稲垣吾郎、柄本時生ほか
[女優] 檀れい
1992年宝塚歌劇団入団。入団後、月組、星組トップ娘役として活躍。退団後の代表作に、映画「武士の一分」、ドラマ「八日目の蝉」「美しい隣人」など。「部屋に入って立木先生のお顔を拝見した瞬間、あったかい優しさが伝わってきました。撮影中も、何もおっしゃらないのに自然と笑顔になってしまって。本当に不思議で楽しい時間でした」
[俳優] 稲垣吾郎
12月8日、東京都生まれ。近年の出演作にドラマ「ハングリー!」「信長のシェフ」「TAKE FIVE」、映画「桜、ふたたびの加奈子」「おしん」など。「これまでの表紙も見せていただきましたけど、写真がきれいですね。現場を和ませていただき、リラックスして撮影できて、ありがたかったです」
[撮影] 立木義浩
1937年10月25日、徳島県生まれ。「檀さんの立ち姿が凛々しいのは、宝塚で身につけたと思われる自負なのですね」「吾郎ちゃんとはもう言えない落ち着いた雰囲気が、真価を発揮しています」