市原隼人
シネマ・インタビュー

市原隼人

★『 猿ロック THE MOVIE 』

監督:前田哲 
出演:市原隼人/比嘉愛未/高岡蒼甫/芦名星/渡部豪太/ 小西真奈美 
10年日本 112分
S・D・P/ショウゲート配給
2月27日公開

誰かを思う気持ちがあれば、人はこんなにも強くなれる

シルバーメッシュの髪にヘアバンド、そしてツナギがトレードマークといえば、市原隼人が演じる天才鍵師・猿丸耶太郎ことサル。同名の人気コミックを原作に09年7月クールの深夜枠で放送された「猿ロック」(日本テレビ系)の主人公である。その映画化『猿ロック THE MOVIE』の公開を間近に控え、取材場所に現れた市原はなんと丸坊主! 次作(映画『ボックス!』)のためなのだが、ここまで短いのは人生初だとか。その髪に手をやりつつ、「もうサルがいない〜」と笑いながら、高いテンションでの写真撮影となった。
童貞ゆえのスケベ心からさまざまな出来事に巻き込まれるサルと仲間たちを、ゆる〜くコミカルに描いたドラマ版から一転、映画は原作にはないオリジナル脚本で、トラブル&アクション、時々下ネタも挟みつつ、物語はハードな方向に展開していく。
「映画でのサルは、謎の美女マユミちゃんに金庫開けを頼まれて、ヤクザと警察に追われるハメに。カーチェイスや水中シーンという派手なアクションシーンもあって、スケールの大きい作品になっています」
- プロフィール -
いちはら・はやと
 1987年2月6日生まれ、神奈川県出身。01年映画『リリイ・シュシュのすべて』でデビュー。近作に、テレビドラマ「あいくるしい」(05)「252 生存者あり エピソードゼロ」「ROOKIES」「ワイルドライフ」(08)「猿ロック」(09)、映画『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08)『ROOKIES−卒業−』(09)がある。映画『ボックス!』(5月22日)が公開待機中。

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